- 2004-10-02 (Sat)
- Chains of Promathia
我々はこの男を知っている。
いや、このまなざしと、この知的な髭を知っている。
コンシュタット高地の東側にある廃坑である。
ミスリルの採掘量が著しく減少し、廃鉱となった後は、魔物がうろつく危険な場所となっていた。
今となっては、金鉱や黒鉄鉱を狙う冒険者の姿しか見られない。
おやっさんと呼ばれた男は、彼らの中でも一目置かれていた。
??? 「なるほど…。こりゃ、たまげた事になってるな…」
住民たちの信頼は厚く、各国ジュノ大使のかかりつけでもあった。
いや、このまなざしと、この知的な髭を知っている。
??? 「…何か…妙だ」
つるはしを手に男はつぶやいた。
Young Miner 「おやっさん!」
??? 「騒々しいな…どうした?」
Young Miner 「南東の採掘ポイントの先が、おかしな所に繋がっているみたいなんですよ。昨日までは、何も無かったはずなのに…」
グスゲン鉱山―。コンシュタット高地の東側にある廃坑である。
ミスリルの採掘量が著しく減少し、廃鉱となった後は、魔物がうろつく危険な場所となっていた。
今となっては、金鉱や黒鉄鉱を狙う冒険者の姿しか見られない。
おやっさんと呼ばれた男は、彼らの中でも一目置かれていた。
??? 「なるほど…。こりゃ、たまげた事になってるな…」
男は髭に手をそえている。
??? 「ちょっくら調べてくるぜ。危ねーから、お前は入るんじゃあねぇぞ」
Young Miner 「おやっさん一人で大丈夫ですか?」
??? 「誰に向かって言ってんだ」
Young Miner 「さすが、伝説の戦士」
??? 「その言い方はよせや…」
男はつるはしを戦斧に持ち替え、奥へと消えていった。
男の名はアトラと言った。Atla (突然現れたエリア、か…。システムに異変が起きたということか?)
アトラの表情は険しかった。
Atla 「また始まるのか?あるいは、終わりか…」
ヴァナ・ディール トリビューン vol.18 特集 生産者の素顔 2. 掘り出す者
住民たちの信頼は厚く、各国ジュノ大使のかかりつけでもあった。
彼の診療所の一室で眠っている奇妙な男がいた。
奇妙というのは―
眠っているはずなのに帽子を被っていた。
そして、十数年も眠り続けていた。
―今、その目が静かに開いた。
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