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VanaDielStyle : 2-73 デュナミスへの誘い

Moogle 「手紙が届いているクポ」

封書には、こうあった。


【たるたる】【王】【私のもの】


Moogle 「また花火クポ?だったら行きたいクポー」

モーグリにも差出人の想像はつく。

Shunmi 「…砂時計を持つ男がいるらしい」

Moogle 「砂時計?」


以前、ヴァナ・ディールの古代石碑を巡っていた頃、シュンミはザルカバードで彼に出会った(2-45 石碑巡礼 その3)。


シュンミ…。
死してなお、お前を頼ることを許して欲しい。
俺に残された時は短い。
40 年前―この地に眠る力に触れ、死より甦った俺は、既にこの世界に魂の半分を囚われていたようだ…。
憎しみから解き放たれた今、40 年前にこの世界に囚われたもうひとつの魂が舞い戻った俺を呼んでいる…。
強大な闇…俺自身が生んだ憎悪…。
間もなく俺は、その魂に取り込まれるだろう…。
抗う力は、もはや残されていない。分かたれた魂はひとつになり、憎悪が形を成す。
新たな闇の王の誕生。
その兆候を感じ取ったのだろう。
この世界に囚われた獣人軍が集結しつつある。
元の世界へ帰る、希望の光の下に…。
間もなく、繋がりが断たれる。
40 年前、この北の地を調査するために各国の精鋭を募り部隊が編成された。
魔晶石に触れ、断片だがその記憶を見たはず。
彼らの残した印を探せ。
この世界への導き役となってくれるだろう。
そして、完全な統合を果たす前に闇の王を倒してくれ…頼む、シュンミ。


そして、彼が愛した者に。


彼に会ったんですね。
憎悪の化身、闇の王から解放されたとはいえ、償いきれぬ罪を、あの人が犯したことは変えようのない事実です。
でも、それでも…私は彼を闇から助けたい。
しかし、私は既に死して体を持たぬ身…。
あなたを導くことが精一杯。
そのためには、あの世界とヴァナ・ディールとを繋ぐカギとなる止まっている砂時計が必要です。
私たち人間だけではない。
この世に生きとし生けるものの想いや念が物に魂を宿すという話があります。
止まっている砂時計もそういった物のひとつ…。
砂時計を持つ者を探しなさい。
そして、私たちが残した印のある場所へ…。


Shunmi 「…いってくる」

Moogle 「モーグリも行きたいクポー」

モーグリは知らなかった。
その先に、累々とした骸の山が待つことを…。

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