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VanaDielStyle : 2-80 彼の力

Trainman 「予想はできた事だが…こちらの闇の王では無理だったか」

トレインマンがズヴァール城に到着する頃には、闇の王は再び滅ぼされていた

Trainman 「次はジラートを差し向けて…」

トレインマンの濁った瞳に、回廊の先から歩いてくる者の姿が映った。
赤い帽子が印象的だ。

Trainman 「何故、ヤツがここに…」

しかし、羽根は無い。

Trainman 「そうか【力】の方か」

赤い帽子の男―ワーロック・リポートだ。

WarlockReport 「俺の事を知っているのか?」

単なる問いかけだ。
しかし、トレインマンには緊張が走った。
ワーロック・リポートも、この男に何かを感じている。

Trainman (俺一人で、こいつの相手ができるか…いや、待て…そもそも【力】の使い方を知らねぇんじゃねぇのか…だったら…)


Trainman 「あぁ、よ〜く知ってるぜ。あんたはな…」

ワーロック・リポートの体を何かが襲った。

Trainman 「邪魔者なんだよ!」

トレインマンの黒魔法だろうか。
闇の触手がワーロック・リポートに絡みつく。

WarlockReport 「それが答えか」

ワーロック・リポートが静かに応えた。

Trainman 「効いていない!?まさか、ストンスキン…そして、ファランクスか?こ、こいつは…」

今度はトレインマンが業火に包まれた。

Trainman 「知っている…!グォォ…ッ」

焼かれながら、トレインマンは逃げ出した。
そのスピードはシーフ並みだ。

Trainman 「まずい…ここは引…」

トレインマンの速度が急に落ちた。

Trainman 「お、重いッ!(グラビデか!?)」


ワーロック・リポートが、ゆっくりと近づいてくる。

WarlockReport 「知っているのならば…詳しく聞かせてもらおう」

グラビデのせいか、恐怖のせいか。
トレインマンは身動き一つ取れなかった。

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