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2-82 二人の旅立ち

??? 「バストゥーク鉱山区チョコボ厩舎前―すぐに来てくれ」

あの男に渡された薄紫色のパールが、淡く輝いていた。

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鉱山区では 5 人の男女が待っていた。
ワーロック・リポートを呼び出したブラウンシュガー、ヴァナスタ副長・クワトロ、バニシュ党・ミポ。
この 3 人には見覚えがあった。
そして。

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??? 「はじめまして、かな」

??? 「本当にそっくりだね」

暗黒騎士ヴァイスとマギーだ。

Quattoro 「ま、この二人の門出…ってところだな。あんたがリーダーの代わりだ」

聞けば、ヴァイスとマギーはヴァナ・ディールを去るのだという。

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Mipo 「さびしくなるね…」

6 人は焚き火を囲んでいた。

ワーロック・リポートには彼らとの思い出は無い。

WarlockReport (こればかりは、俺には無理だろう…【俺】よ)

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Quattoro 「思い出話も尽きないが…俺はそろそろ行くぜ」

Maggie 「お仕事?」

Quattoro 「あぁ、ちと政治のごたごたに巻き込まれてな…」

彼は、かつて赤い彗星と呼ばれていた―。

??? 「みつけたー」

ワーロック・リポートの背後から声がした。
クワトロと入れ違いでやってきたキンタだった。

WarlockReport (気配がまるで無かった。このカボチャ…できる)

Kinta 「いなくなっちゃうなんて、残念だなぁ」

そういうとキンタは輪の中に腰を下ろした。

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Maggie 「でも、ホント似てるね」

WarlockReport 「【俺】だからな。だが記憶は無い。だから、あんたの事も知らない」

Maggie 「そうなんだ…」

WarlockReport 「すまない」

Maggie 「じゃあ、少し教えてあげよう!」

第 1 巻 赤魔道士シュンミ

WarlockReport 「…そうか。【俺】の一番古い仲間か」

Maggie 「うん!」


Vise 「そろそろ行くよ」

そう言ってヴァイスは立ち上がった。

Kinta 「元気でね」

涙目のミポは声が出ない。
ブラウンシュガーが、その頭をなでた。

Brownsugar 「また、な」

Maggie 「うん、またね」

マギーは、ミポをぎゅっと抱きしめた。

Mipo 「また…会おうね」


二人が去った後、ワーロック・リポートは空を見上げた。
あたたかい陽光が降り注いでいた。
羽根の無い帽子の上に。
二人の未来に。

ワーロック・リポートは、そっと帽子に手を当てた。

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ありがとう、と。

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