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2-89 クロトとナノカ

Nanoka 「遅かったニャ」

ワーロック・リポートとクロトの前に現れたのはナノカだった。
ナノカは、クロトが幼少の頃、東方の地で拾った子猫で、ヴァナ・ディールに渡る時も彼の側を離れなかった。
クロトにとっては、唯一心を許せる存在―愛猫である。

WarlockReport 「あんたは確か…」

Nanoka 「フェ・インではお世話になったニャ。今度はナノカがお手伝いするニャ」

Kuroto 「何故、お前がここにいる?」

クロトは怪訝な表情を見せた。

Nanoka 「みんなが本当の自分に目覚めるためのお手伝いニャ」

Kuroto 「…まさか」

Nanoka 「ナノカはもう目覚めたニャ!」

ナノカはその姿を漆黒に変えた。

Kuroto 「その姿…」

AA Nanoka 「アーク・エンジェルのナノカニャ。かっこいいニャ?」

ナノカは嬉しそうに語った。

Kuroto 「…どういう事だ」

AA Nanoka 「これがナノカの真の姿ニャ。このリンクパールを持つ者は、みんなそうなのニャ」

ナノカは薄紫色に輝くパールを取り出した。
いつもより鈍い輝きに見えるが、まぎれもなく VanaDielStyle のものである。

Kuroto 「俺たちがアーク・ガーディアンだと…?」

AA Nanoka 「そう、みんな本当はシステム側の存在なのニャ。それを封印しているのが、その男なのニャ」

ナノカはワーロック・リポートを指差した。

WarlockReport 「俺が…封印?アーク・ガーディアンを?」

AA Nanoka 「シュンミたんと分かれた今がチャンスニャ。ご主人様、一緒にやっつけるニャ!」

ナノカは片手斧を構えた。
同時にクロトも二刀を抜く。

Kuroto 「ワーロック・リポート、こいつは俺が相手をする。お前は先に行け」

WarlockReport 「いいのか…?」

Kuroto 「行け」

AA Nanoka 「ニャ…逃がさないニャ!」

部屋を出ようとするワーロック・リポートに向かって、ナノカは片手斧を投げつけた。
だが、クロトの放った二刀に遮られた。

AA Nanoka 「陰陽撥止…久しぶりに見たニャ」

Kuroto 「アーシェが決着を着けろと言ったからではない…」

クロトは二刀を拾い、片手斧をナノカに投げ返した。

AA Nanoka 「ニャ?」

Kuroto 「身内の始末は俺自身の手でつける」

クロトは二刀を十字に構えた。

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