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2-90 拳と刀

Kuroto 「御庭番式小太刀二刀流―」

クロトはナノカへと斬り込んだ。

Kuroto 「呉鉤十字!」

二刀は空を斬った。
ナノカは宙を舞っている。

AA Nanoka 「手加減してるのかニャ…?」

ナノカは、ゆっくりと着地した。

AA Nanoka 「口だけなら、ナノカは相手しないニャ」

そう言うと、ナノカはマンドラゴラを呼び出した。

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AA Nanoka 「こいつで十分ニャ」

マンドラゴラはクロトに向かって突進した。

Kuroto 「くッ…」

クロトはマンドラゴラの猛攻を二刀で捌くのが精一杯のようだった。

AA Nanoka 「ナノカが、あの赤魔道士をやっつけるまで、そいつと遊ん…」

一本の矢がナノカをかすめた。

??? 「らしくないんじゃあないの?クロトさん」

次の矢はマンドラゴラに向かって放たれ、クロトとの間合いが開いた。

Kuroto 「お前は…」

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Cras 「よぉ、久しぶり」

狩人クラス。
古くから兄貴と呼ばれる存在だが、その理由は誰も知らない…。

Cras 「ペットは狩人が相手する決まりにならってマンドラを引き受けるからさ」

クラスは矢をつがえた。

Cras 「クロトさんの本当の力を見せてよ」

Kuroto 「…」

マンドラゴラは再びクロトに突進した。
そこにクラスが割って入った。

Cras 「オメーの相手は俺だって」

クラスは零距離から矢を放った。

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Kuroto 「…」

AA Nanoka 「にゃむ~。だったら、ご主人様をナノカのペットにしてしまうニャ!」

ナノカの【あやつる】!

AA Nanoka 「今度は、その狩人と遊んでるニャ」

クロトは二刀を投じた。
ナノカに向かって。

AA Nanoka 「にゃ!?効かないはずないニャ!」

ナノカは、かろうじて二刀を弾いた。

AA Nanoka 「でも、陰陽撥止は見切っ…」

ナノカには何が起こったか分からなかった。
一瞬にして吹き飛ばされたのである。

AA Nanoka 「そうだったニャ…。ご主人様は拳法使いでもあったニャ」

クロトは二刀を放つと同時に、自らも間合いを詰めていた。
だが、そのスピードはナノカの予測を遥かに超えていた。

Kuroto 「確かに俺は…心の何処かでお前を倒したくないと思っていた」

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Kuroto 「だが、そんな甘い考えでは、お前をその呪縛から解き放てない事が良く分かった」

AA Nanoka 「赤魔道士の呪縛に縛られているのは、ご主人様の方ニャ!」

Kuroto 「アーク・ガーディアンだが、システム側の存在だか知らんが…」

クロトの【百烈拳】!

Kuroto 「この拳と」

クロトは二刀を逆手に構えた。

Kuroto 「刀で応えよう」

御庭番式小太刀二刀流―回天剣舞 百連。
クロトの最終奥義が放たれようとしていた。

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