- 2010-05-27 (Thu)
- WarlockReport
えらい人が問題を解決しようとし下した決断。
それは将来、さらなる問題を引き起こす。
現場は「カン(経験による暗黙知)」でそれを察知している。
けれども「カン」ではえらい人を説得できない。
そこでシステム思考ですよ
そんな経緯?で開催された「原点に帰るセンゲの会」に行ってきました。
当然、初参加なので徒手空拳で。
かろうじて読んでいったのは『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方』。
最初は、黄金の回転に限界をもたらすループとか、漆黒の回転とかの謎を妄想する子だったのですが・・・。
以下、メモした内容をテキストにしておく世界。
えらい人に対する説得材料としてロジックツリーは?どうしてループ図?
ロジックツリーはスナップショット。
問題を要素に分解して解決を試みようとするが、実際は要素どうしが影響し合ったセミラティス構造ではないか?
そして、問題は静的なものではなく、時間とともに変化していく「動的な構造」を持っている。
ループ図は「時間の概念」を扱える。
また、問題(システム)を変数とその増減で捉えるので分かりやすい。
因果関係(A だから B、A が B になる)だと「なんとなく」分かった気になってしまうが、それも変数化(A が増える(減る)と B が増える(減る))で回避できる。
そして、手を打つ対象(対処すべきもの)を変数としてあぶりだせる。
そこを介入ポイントやレバレッジポイントとして考えることができる。
バランスループ(成長にも限界がある)、強化ループ(ますます〜)、見えないループ(人は全知ではない)。
ループ図で気をつけること
変数は「誰の」変数なのかも重要。
変数の増減は「妥当か?」
介入ポイントを誤ると、望まない結末を生む(グレー金利の件など)。
自分たちの問題を解決するなら
まず「場」の設定。
様々な視点からシステムを見る(ループ図を作ってみる)というプロセス。
正確な図を描くことでが目的ではなく、それぞれの描いた図で、それぞれの認識(が違うということ)を知ることが大切。
そこから始まる。
ポジションチェンジ(顧客が開発の立場へ、開発が顧客の立場へ)でお互いのループを知ることもできる。
ただ、ループ図は現実を突きつけるので、グサリとくるかも。
Do X by Y in order to Z.
ワーク(うる覚え)
問題を極力正確な文章で提示する。
その際、問題から人を切り離し、結論を急がないこと。
問題をストーリーとして語り、その前提にあるもの(暗黙の習慣、企業風土など)を認識する。
要素=変数を探す。
ワーロック・リポートの問い
ループ図自体(単なる数値の増減と循環)に良い悪いは無いとして、好ループ(と人が考えるもの。バブルや企業の成長期など)の状態で将来のリスク(成長の限界というバランスループ)を見据えて判断や行動ができるか?
素晴らしい気づき
既存のエコシステムのループを崩すというイノベーション。
その変数を見つけて介入できれば、ビジネスチャンスがある。
ヒント変数:ブラウザから利用する Web サービスの数、Web 標準化の圧力、Web API を利用したクライアントアプリの数、広告収入...
キーワード的なもの
学習する組織、システム思考、U 理論、ピーター・センゲ
再び黄金の回転へ
短期的な加速ではなく、持続的な回転なのかもしれない。
黄金の回転が生み出す無限のパワーは。
生存し続けるバランスが正に黄金比なのか?
様々な変数の比率を捉えて制御する事ができれば?
無名の質はそれを示しているのでは?
その比率で物事を動かせないから限界を感じるのか?
対象を変数に分解(分析)して、ループ図に再構築(総合)する。
ループ図を眺めると新たな変数や関係が見えてくるから、また再構築する。
このプロセスそのものが黄金の回転だった世界。
更に多様な人々の視点による回転も加えると、光の空間にも入り込める。
たぶん。
まだ読んでない子ら
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